夏も過ぎ、子供たちも更にたくましく育ってきました。 普段の試合ではついつい色んな小言を並べてしまいがちですが、子供たちは確実に上手になってきています。  
もちろん、成長期の子供ですから年齢により到達できるレベルはそれぞれ異なります。親やコーチは自分の尺度で物事を判断しがちですが、子供は自分なりのスピードで成長しているのが、他の学年の練習を見ているとよく分かります。  
我々のような地域型のサッカーチームは、そのときの勝ち負けのみにこだわらず、まずサッカーを楽しみ、みんなで協力して戦うという気持ちを大切にできればと思います。 
エース頼みのサッカーではなく、下手でもいいから全力をつくしてゲームに参加する気持ちが大切だと思います。  
最近は昔と違って、スポーツ(クラブ)にも色々な選択肢があります。また、保護者の方にも様々な価値観があると思います。 
それぞれの価値観にあったクラブを選んでいただき、子供が、スポーツを好きになり基礎体力や知識、判断力をつけてゆく。そのお手伝いが出来れば、と考えコーチ一同頑張っております。  
何事も、始めるにあたって遅いというのはありません。やってみようと思ったときが一番いい時期です。   
「今の学年から始めたら遅いんやろうな。みんなについていかれへんな。」 そんなことはありません。 頭の中だけで考えずにまず、やってみてください。 やらなければ何も分かりません。 夢中になってもがいているうちに何かをつかむのだと思います。  
勇気ある行動を部員、コーチ一同お待ちいたしております。
2009年9月1日 

箕谷サッカークラブ代表 豊喜正道
 
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